産卵・発情を止める |
○ | 生活習慣や環境を改善する |
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これも他の治療と並行して行える。詳細は「普段できること」の「産卵・発情のコントロール」を参照。 |
○ | ホルモン注射 |
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酢酸リュープロレリン(商品名リュープリン)。最も新しく、副作用の少ない方法。ホルモンを与えるとか減らすとかではなく大元に作用するらしい。 |
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4週間に1回注射する。頻繁に注射してもあまり意味が無いらしい。500-1000μg/sc every 2-4week |
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値段は、かかっている病院では1回8,400円。 |
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インコ等には大体効くらしいが、アヒルのデータは少ない。サンちゃんは2回打っても全く効かなかったが、同じ病院で効いた子も1羽いるらしい。ホルモン剤は相性のようだ。 |
○ | ホルモン剤1 |
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酢酸クロルマジノン(商品名クロルマジノン)。古くから使われていた薬で、女の子には男性ホルモンを与える、という方法。肝臓に悪いらしい。食欲が落ちたり、水ばかり飲むようになったりする。続けていると体が慣れてきて効果が出なくなるらしい。2.5-10mg/dw |
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粉薬で、抗生物質と混ぜてもらってたので処方料はそのまま1包250円だった。与え方も同じ。 |
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サンちゃんは少し産卵のペースが落ちたがだるそうで、少しずつ薬の量を増やしていって限界の量になっても産卵は完全には止まらず、次のホルモン剤に切り替えた。 |
○ | ホルモン剤2 |
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タモキシフェン。消化器系に副作用が出ることも多い、つまり下痢などになる。0.5-2mg/dw |
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やはり粉薬で、抗生物質と混ぜてもらってたので処方料はそのまま1包250円だった。与え方も同じ。 |
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サンちゃんの場合、産卵の頻度は前のホルモン剤と同様にちょっとしか落ちないけど、前のホルモン剤よりも副作用が出ないので、産卵は止まっていないけれどもこれを続けている。 |
○ | その他 |
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この他にもホルモン剤はあるようだが、この3種類が駄目なら他のを試す意味はあまりないと言われた。作用が似ているということだろうか。 |
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一度産卵が止まると薬を止めても産卵を再開しないこともあるらしい。ホルモン剤は急にやめると反動で発情がくるので、やめる時は薬の量を徐々に減らす。 |