* ノート *


音楽についてのひとり言と、備忘録を兼ねて作成した曲についての色々をぐだぐだと記します。
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私にとって歌とは
中学校の合唱コンクールを見にいった時、熱気にあてられて私は休憩時間には抜け殻のようになって食事ものどを通らなかった。休憩後、音楽の先生が「ウォーミングアップに校歌を歌いましょう」と言って、観客席も皆で歌うことになった。その時の清々しさと言ったら!!あんなに声を出せる喜びを感じながら歌ったことはない。(校歌なのにね)
そうだ、呼吸のようなものなんだ。空気を吸わないと生きていけないし、おいしい空気を吸えば気持ち良いけど、吸うばかりでは生き苦しい。何かを吸収して私なりにかたちを変えたものを吐かないと。
それに、誰かが言ってた。声はその人だけが奏でられる世界でたったひとつの楽器。
上手じゃなくても歌いたければ歌ってもいいんだ。
はちみつ銀行 midi
菅野よう子作曲。Napple Tale「怪獣図鑑」より。
初代BGM。知ってるあひる的音楽の中から一番つくるのが簡単そうなのを選んだ。
耳コピから完成まで2時間くらい。その時間のほとんどはテンポの"ゆれ"の調整に使った。生演奏っぽく聞こえるように。
てきとーシーケンサで作成。2003.8.30。
星の木馬 midi
菅野よう子作曲。新居昭乃「RGB」より。
サンちゃんが元気になるように、祈りを込めて。
耳コピ、てきとーシーケンサで作成。
サビの1拍め等に入ってる打楽器の音は低い音域のTaiko。高さを変えて何度か鳴らしている。スタンダードmidiは音数が少ないからこういうとき困るわ。
間奏に入れてるシュイーーンって音のEcho Dropsは本当はギュワワーンって音(Overdrive Gt.)だが再現できなかった。エレキ系の素養が無いのがたまに痛い。
2003.12.30〜2004.1.1作成。
Ice cream midi
菅野よう子作曲。Napple Tale「妖精図鑑」より。
この曲は最初から私の中でアヒルのテーマで、BGMにしたかったがメロディの和音が耳コピできないでいた。そこで助けてもらったのが採譜の達人。一応確認作業はしたけどほとんど達人が分析したとおりに入力した。(ずる?)
てきとーシーケンサで作成。この曲は音量やテンポに比較的変化がない変わりに和音が厚いからてきとーシーケンサには一番向いてるな。
原曲のパーカッションはBrRollだが、スタンダードmidiに無かったのでハイハットで代用。
凝ったのはAcoustic Bs. 響きを出したかったので1音1音、音量を放物線状に下げることで減衰音を表現した。短い曲なのにファイルサイズが膨れてるのはそのせい。
作成は仕事の息抜きに3ヶ月くらいかけてちまちまと行った。2004.03.17完成。
ほうき星 midi
ほうき星のように、輝いて駆け抜けていった子たちを思う。
菅野よう子作曲。信長の野望「覇王伝」より。
大学時代に耳コピして友人にピアノを弾いてもらって人前で歌った曲だが、そのときはこの曲がただ好きなだけだった。今回は全然違う気持ちで作成。
採譜の達人を使ったら以前の耳コピが部分的にすごく間違ってることに気付いたw
原曲の前奏のメロディはcelestaだけでなくピアノも被ってるが、どうしても音が重くなるので略してしまった。
MS GSではWhistleの音が割れてしまうため、音量を大きくできなかった。
2004.10.31〜11.3作成。
ほうき星 mp3
菅野よう子作曲、梶野秀樹作詞。信長の野望「覇王伝」より。
録音第一弾。早く公開したかったので伴奏はmidiをMidRadioで再生しただけ。
歌は10回以上録音したのだが、最後の方のちゃんと声が出てるテイクよりも、声の出てない最初のテイクが丁寧に気持ちが表現できてる気がして、最初のを採用。
その後、音声編集ソフトで色んなテイクの波形を見比べたら、最初のが一番きれいに波打ってた。トレモロ(ビブラートじゃなくて、音量を上げ下げする唱法)の精度が違ったのね。なるほどー。
ボーカルの音量を大分上げたのでノイズも大きくなってしまったが、ノイズ処理もエフェクトも何もしていない、裸の状態。この曲はありのままを伝えたかった。
にも関わらず想像もしていなかったご好評を戴いて驚いた。歌に想いを乗せたこと、聴いて下さった方に元々想いを受け取る土台――共感――があったことが大きいのかなと思う。想いを込めることが大切なんて基本的なこと、4年間も人前で歌ってたのに気付かなかったのが恥ずかしい。
2004.11.14完成。
星の木馬 mp3
時間もあったし実験的に伴奏に凝ってみた。
MS GSもMidRadioも木琴の音がイメージよりも細く金属的だったので、Timidity++でサウンドフォント(.sf2)Fluidを使った。探した中では一番土臭くていい感じ。Fluidはギターも厚みのあるいい音。発音が遅いのが困るけど。
他も音色ごとにサウンドフォントを選んだ。
 Seashore  →MS GM
 Warm Pad  →MS GM
 Echo Drops →Mid Radio
 ピアノ   →For Crassical Music.sf2
 マリンバ  →Fluid.sf2
 Nyron Gt  →Fluid.sf2
 Taiko    →Fluid.sf2
 Overdrive Gt→Kamac Distortion Gt.sf2
 Pidked Bs. →Merlin Grand.sf2
MS GSやMidRadioが一番イメージ通りのものもあったので、Timidity++でwav変換、MS GSで録音、MidRadioで録音、という3つのファイルをAudacityで合体して伴奏にした。
Timidity++はリバーブが不自然なのでSound Engineでリバーブをかけた。ボーカルもコーラスにはリバーブ等のエフェクトをかけた。そういや間奏のEcho DropsはOverDriveGt.にエフェクトかけたら再現できたのかな?忘れてた…。
元のmidiはてきとーシーケンサだったが、前奏のみ木琴をアルペジオにしたかったのでMuseで作り直し。タイミングのずれは128分音符の長さだが、もっと派手にずらせば良かったなと途中で思った…のに間違ってMuseファイルを消してしまったので直せないまま…たった4小節だけど。
歌の昭乃さんのファンがアンケートで「子供に子守唄として歌ってあげるならどの曲?」という問いにこの曲を挙げていることを知った。菅野さんは昭乃さんに「子供が歌ってるように歌って」と言ったそうだけど、私は子供に歌いかけるように、絵本を読む感じで歌おうと思った。
後半の謎コーラスは「我是」で始まるから中国語の分かる友達に無理を言って聴き取りをお願いしたけどよく分からなかったそうで…菅野さんお得意のデタラメ語っぽい;ここは幼稚園児風に歌ったつもり。
2005.01.08完成。
たんぽぽ midi
春風が1995.04.08に作曲。 星野富弘さんの詩「たんぽぽ」を元に作りました。感想文の代わりだったんです。震災の後に作ったので本来の詩のイメージよりも暗いです。星野富弘さんごめんなさい。同じ詩を元にした曲(合唱曲?)があるようですが、知りませんでした。
遊佐未森、村下孝蔵が好きだった。和風で童謡っぽいのにしたかった。「赤い花白い花」みたいな。
前奏から作った記憶がある。A・Bメロは難産で、苦労して出来たメロディにそれなりに満足して、C・Dは過剰だった気合いがほどよく抜けて自然に浮かんだメロディになった。友達にはCメロが好評だった。私はDメロ(サビ)が気に入ってる。不思議なものだ。
当時の雰囲気を再現したかったけど、録音したテープを紛失したらしい。楽譜もピアノVer.しか残って無い。
てきとーシーケンサで作ったのでピアノのアルペジオが遅い。パーカッションも楽器別の音量設定ができないためうまくいかずほとんど省略。
MS GSで聞くと何故かモタる。
midiは2005.01.17〜23作成。
たんぽぽ mp3
いい音色がみつかり、クセのある音色もうまくまとめられたので伴奏がとても気に入っている。
一番いいと思う音を選んだら、前回の曲と違うサウンドフォントだった…不思議。
 ピッコロ     →CONCERTGM093B.sf2
 Nyron.Gt.     →CONCERTGM093B.sf2
 ピアノ      →MIS_Piano_mf_LT_v2.sf2
 スローストリングス→SGM_180.sf2
 Acoustic Bs.   →DoublebassPibox_v2.sf2
 マリンバ     →CONCERTGM092.sf2
 アコーディオン  →FreeTime_GM.sf2
 ハンドクラップ  →CONCERTGM093B.sf2
 タンバリン    →SGM_180.sf2
当時、自分のキーに合わせて下のラから上のミまでで作ったのだが、下が少し出るようになったので-3にした。
自分の曲なのに歌い方が分からない。すごく歌いにくい。いつか歌い直したい。
midi作成の時テンポを大分速くしたのも失敗だったな。
2005.04.16完成。
しっぽのうた midi
菅野よう子作曲。Napple Tale「妖精図鑑」より。元の歌は坂本真綾。
ピッチの変化が多い曲なのでてきとーシーケンサでは作れなくて、今回初めてcherryを使った。慣れない操作に苦労したけどこれを使ってよかった。
2005.5.20。

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